フラッグシップモデルGrande-VSAの音質を表現するのに十分な言葉はありません。 あらゆる角度からの芸術作品としての存在感と、そこから再生される音楽を耳にした時の絶対的なひらめき。 40kHzまでの超広域特性を誇る新ベリリウム・ツィーターのレスポンス特性により、トランジェントやその他の微細なディテールの再現性はこれまでよりもはるかに向上しています。 また、内蔵クロスオーバーには、Mundorf Supremeコンデンサーとフォイルコイルを採用し、ベリリウム・トゥイーターのポテンシャルを余すところなく引き出しています。 さらには、洗練されたミッドレンジのドライバーの特性とマッチして、新しいGrandeはミュージシャンの意図した音楽そのものを再現します。
キャビネット内部はペア分として慎重にマッチングされた各12のパーツで構成されています。 16層の曲木加工されたビーチウッドの美しいキャビネットはワイヤーフレームで内部補強が施されています。外見から見えるスタンドはわずかな部分だけですが、トラス構造を採用し、ソリッドスチールFMM(Finite Elements Method)で最適化された設計により、最高品質ドライバーのための揺るぎない土台となっています。
ドライブユニットーの実際の配置は、様々な室内条件を考慮した結果です。 ウーファーとミッドレンジの配置ポジションによっては、ウーファーが高い位置にある場合に起こりがちな(150Hz 近辺の)低音ノッチを回避しています。 ミッドレンジ・アッパーベースドライバーのクロスオーバー周波数付近の中~低音帯域は、音楽再生の鍵を握る大切な領域であり、重要な周波数スペクトラムが適切に再現されていることは高音質実現に大きく貢献しています。
ドライバーのレスポンス特性におけるリニアリティは、主として、振動系の3つパラメータ、すなわち質量、剛性、ダンピングによって左右されます。
今日、これらのパラメータを上手くバランスさせらる素材はただ1つ、それがベリリウムです。
ベリリウムトゥイーターの再生周波数レスポンス、低歪率および、インパルス応答特性の直線性は極めて優秀で、ほぼ完全なサウンドパフォーマンスが得られます。
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